3月に入りようやく寒さが和らいできました。

まもなく年度が終わり、新年度を迎える時期となります。
毎年、この時期(3月)になりますと、
「就職のために帰化したい」
「就職するまでに帰化できるか」といったご相談が増えてきます。

帰化についてご相談くださるのは、就職活動を控えたお子様がいらっしゃるご両親が多く、
ご両親は「自分達は今さら帰化は必要ない」「日本国籍に帰化するつもりはない」というお考えをお持ちだったという方もいらっしゃいます。

しかし、お子様が「〇〇の職業に就きたい」というので、調べてみたら日本国籍が必要であることがわかったり、場合によってはご両親も日本国籍であることが必要な職種もあるようで、お子様の将来の選択肢を拡げるという意味で帰化を決意されることがあるようです。

お子様の就職活動をきっかけに帰化をお考えになるケースでは、必ずといっていいほど、「いつ頃、帰化ができますか?」と聞かれるのですが、
「韓国籍で特別永住者の方の場合、準備期間をいれると早くても1年はかかります」とお答えすることになりますので、就職の時期に間に合わないということも多々あります。

また、お子さんが複数名いらっしゃる場合(兄弟姉妹が他にもいる場合)、家族全員で帰化するとなれば、専門家に帰化申請手続きを依頼するのにかかる料金もけっこうかかります。

当事務所では、お子様が15歳以下の場合は一人20000円(税込)の追加料金のみになります。15歳未満の場合は集める書類も少ないし、申請日は本人が法務局に行かなくてもよいので学業に専念できるメリットがあります。

就職での選択肢を広げるのでしたら、なるべく早い時期での帰化申請をおススメします。