2013年12月26日付で、総務省統計局より、「都道府県別 在留資格別 在留外国人(総数)」の発表がありました。

日本に在住する外国人総数は204万9123人です。

都道府県でみると、東京が40万828人、つぎに大阪20万3686人、愛知19万6379人、神奈川、埼玉の順です。

在留資格はいろいろありますが、一番多いのが永住者63万9877人、次に多いのが特別永住者37万7689人、3番目は留学17万8551人です。

その後、定住者、日本人の配偶者等と続きます。

主な都市のデータを見てみましょう。

東京の在留外国人数40万828人に対して、特別永住者は4万7023人です。

大阪の在留外国人数20万3686人に対して特別永住者は9万8592人です。

愛知の在留外国人数19万6379人に対して特別永住者は3万1023人です。

ちなみに、在留外国人総数が多い自治体ですが、

1位は新宿区3万4142人、2位は大阪市生野区の2万8663人です。大阪で在留外国人が多い自治体の2位は東大阪市の1万6947人です。(ちなみに全国では10位です。)

大阪では外国人のほぼ半数が特別永住者なんですね!大阪に住んでいると特別永住者は外国人という感じがしませんね。

大阪法務局でも、特別永住者のことを通称「日本人」と呼んでいますから・・・

通常帰化は日本語を話せるか、日本語が書けるかということが重要なのですが、

それは日本国籍を取得するのに日本語も話せない、書くことができなければ今後の日本での生活に支障をきたすからです。(大阪法務局では小学校2年程度の読み書きの試験があります。法務局用一覧表をチラッと見せてもらいました)

かつて、日本人配偶者で帰化をされた女性が子供さんを通して親同士の付き合いに意思疎通がうまくいかなくて、犯罪へと発展した事件がありました。

このような事件が報道されると、法務局の帰化申請対応も言葉に対してより厳しくなったという記憶があります。

帰化に対する考え方はいろいろなので、帰化を推奨するものではありませんが、時折、法務局での待合室で聞こえてくる会話に「どっちの国籍のほうが得か!」

と言う内容には正直不快感を感じます。

本人の意思がぐらつく状態では帰化はオススメしません。しかし勢いのようなものがあって、思いたったら・・・という方もいますから、

どちらにせよご自分の意思がはっきりしましたら、皆様の思いを実現すべくお手伝いさせてください。1人で悩むより2人がいいですよ!