当事務所が、帰化を専門業務としてから平成266月で20年になりました。

帰化申請件数は約300件、集金率100%、一度もクレームなし、返金に該当する事案なし、と振り返ってみるととてもありがたいなと思います。

 

20年も行政書士業務をやっていますと、帰化以外の仕事では何度かは集金ができないこともあります。いわゆる、タダ働きですね。

まあ、この業界はお金はもらえなくても学んだ知識は残りますので、タダ働きの後には、同じような仕事が入って今度はちゃんと集金しよう!とちょっと賢くなります。

仕事ができるのは当たり前、集金ができて初めて仕事終了ですね。書類作成で一番難しいのは請求書の作成だと思っています。

 

当事務所の帰化申請は、会社員100000円(税別)、個人事業主・会社役員135000円(税別)と韓国戸籍収集や翻訳代といった実費込みのポッキリ価格に設定していますので請求書で悩むことはありません。しかしポッキリ価格といっても、お1人ごとに個別のご事情があり、帰化を申請するまでにものすごくたくさんの仕事をしないといけないケースもあります。

 

たとえば、過去に目が不自由な一人暮らしの方からご依頼を受けたことがありましたが、法務局への申請を行う日、面接日はご自宅から法務局まで送り迎えをさせていただくようなこともありました。

また別の案件では、帰化申請をする前提として親子関係不存在の訴えが必要となり、安くて良心的な弁護士を探したり、私が集めた書類一式を裁判のために貸し出して説明をしたり、判決がでる当日には家裁に行って弁護士から直に判決書をもらい、その後すぐに法務局で判決書のチェックをしてもらったこともありました。(2週間後に裁判の確定証明書をもらってやっと帰化申請が出来ます。この期間だけでも1年くらいかかることもあります…。)

こういった仕事について、追加で料金をいただくことはありません。依頼者の方の負担を少しでも軽くして、ちょっとでも早く申請が出来るようにという思いからです。

 

割りの合わないことも承知で帰化の専門家として仕事をずっとできるのは、単に、世話好きなだけかも知れません。

割が合わないといえば、当事務所は年齢による加算がありませんので、高齢者の方にとっては翻訳枚数の料金を気にせずに安心してご利用いただけます。

初回帰化相談は無料で出張いたしますので、わざわざ事務所まで出向く必要もありません。

 

皆様の集金率100%の信頼に答えるべく、これからも信頼と安心の帰化専門家を続けていきたいと思っています。