今年もいろいろな相談を受けました。

 

・○月○日が出産予定日なんです!とか結婚式が○月○日と決まっているんです!この日までに帰化許可を出してください。

 

・帰化申請を頼んだらそちらで全部やっていただけるのではないのですか?と、履歴書や親族の概要も丸投げ。もちろん韓国における本籍もわかりません。

 

・「名前に使用する文字が使えませんが」と言うとこの名前には大変な思いがあって、どうしても使いたい。

 

・会社が忙しくて平日休めません。

 

・進学校なので平日休めません。

 

・今失業中で時間があるので、今のうちに帰化をしておきたい。

 

・留学中でも帰化申請ができると言われました。

 

・年金を払ってなくても帰化ができると言われました。

 

・会社役員でも国民年金を払っていれば帰化申請は大丈夫だと言われました。

 

・今海外に住んでいますが、委任状を書きますので、そちらで申請してください。1,2年に1回でしたら日本に帰りますので面接に行けます。

 

・法務局との連絡はすべてメールでお願いします。

 

・面接の日は1ヶ月前にシフトを決めるので早めに言ってください。

 

あまりにもはっきり言われると、ひょっとしてこんなわがままが通る帰化申請業者がいるのでは?とふと考えてしまいます。

上記いろいろなリクエストを参考までにご紹介いたしましたが、実際これらのリクエストにお応えすることはできません。

 

帰化申請の手続きをご依頼いただいたとしても、ある程度はご本人様にご協力いただかないとできませんし、法務局は役所なので申請、面接に行っていただくのはどうしても平日になってしまいます。

皆様さまざまなご事情がおありでしょうが、国籍を取得するということはそんなに簡単なことではありません。

できる限り当事務所でもサポートさせていただきますが、やはりご本人様のご協力は不可欠となりますので、その点はご理解いただけると幸いです。