新制度になった平成27年1月から、かなりの件数の韓国籍の方の帰化申請をしました。

申請に必要とされる戸籍の翻訳量、ならびに翻訳料金に驚かされます。必要ないのではないか?と思われる翻訳枚数の方がはるかに多いのです。

平成27年1月より 帰化許可申請にあたって、本人の出生時からの朝鮮・韓国戸(除)籍がすべてが必要ということですが、実際は戸籍の編製日を基準に考えるためか、届出日が遅ければかなり以前のものまで要求されます。

他の国の方の帰化の必要書類と比較すると韓国籍だけに過剰な負担を強いているようにしか思えません。

本来、帰化申請は本人が法務局へ行って、相談→書類を集める→韓国戸籍も翻訳→申請という流れで行うものです。かつては、翻訳も、親や親族にハングルがわかる人がいて、善意でやってもらっていました。

ところが、現在必要とされる戸籍の量が多いためおのずと翻訳の量も増え、今では一般人が親切で翻訳できる量ではありません。

翻訳専門の業者は売り上げアップで喜ばしいかもしれませんが、自分で帰化申請を考えている人にとっては翻訳料金の負担はかなりのものです。翻訳料金だけで10万20万という声も聞きます。

当事務所は、韓国籍・特別永住者の方が帰化申請をされる場合、日本の書類取得代、韓国戸籍取得、翻訳代等の諸経費すべて込みで、会社員 1人100,000円(税別)、料金追加はいっさいなしです。

料金を安くできるのは、帰化申請の依頼件数が多ので、翻訳枚数が多くても中には翻訳枚数の少ない方もいらしゃいますので、何とかこの料金を維持できています。

いくらかかるかわからない韓国戸籍翻訳料金を不安に感じる方には喜ばれています。