法務局の帰化担当の職員さんから、「〇〇をしないと帰化はできません」と言われることがあるそうです。
帰化申請はご依頼を受けて書類収集を開始するのですが、同時に申請者ご本人にも集めてもらう書類があります。
申請の際は必要な書類が全部そろっているかという点をチェックするだけなので、申請後は法務局の職員さんが集めていただいた書類につき、具体的な内容のチェックをすることになります。
申請の際に必要書類が揃っていてもそれだけで帰化許可が出るわけではないので、申請後に転居や身分関係の移動などがあれば追加で書類を提出することになります。
追加で指定された書類を提出しない、確定申告が必要と言われたのに申告をしない、予定された面接日の変更が多く具体的な日時の返事がないなど、帰化申請に対して「協力がない」とみなされた場合は取り下げをすすめられることもあります。
「〇〇をしないと帰化はできません」と言われたのにやらない、取り下げもしない場合に「申請者の協力がない」という理由での不許可もあるようです。