帰化申請の履歴書には離婚日や婚姻日を記載するのですが、はっきりとした日を覚えている人は少ないです。

婚姻日とは結婚式をした日とか引っ越して一緒に住んだ日ではなく、市町村に届け出た日です。離婚日も別居した日ではなく、市町村に届け出た日です。

帰化申請では、離婚をしている場合は、

配偶者が日本籍なら戸籍謄本、
配偶者が外国籍なら、婚姻届記載事項証明書・離婚届記載事項証明書が必要になります。

ただ、これら書類を集めるにしてもいろいろと面倒なことがあります。

外国人の場合は、日本での離婚届を受けてもらえない役所があり、離婚届記載事項証明書がない場合があります。

婚姻を直接領事館へ届けた場合は婚姻届記載事項証明書はありません。

ないと言われた場合に「ないことを証明する書類が必要」と法務局から言われますが、ないという書類を出してくれる役所もありますが、出さない役所もあります。ないことを証明するのも大変です。

離婚をした日本人配偶者の本籍を覚えている人は少ないので、婚姻・離婚の受理証明書を請求して本籍を探すという方法がありますが、婚姻・離婚をした日が不明、どこの役所に出したか不明の場合は探すのが大変です。

自分で書類を集めようと思ったけどストレスを感じたら、帰化申請の実績多数な事務所に相談するのも1つの方法です。