帰化申請をすると、法務局にもよりますが、早くて1か月、遅くても4か月以内に面接があります。

法務局で行われる面接には、行政書士は同行、同席することができませんので、申請者ご本人と法務局職員の2人で行われることになります。面接時間については、20分で終わったという方もいれば2時間以上かかったという方もいらしゃいます。

面接後に申請者ご本人からお話を聞く機会がありますが、質問された内容に不満を感じる方もいらしゃいます。

例えば、申請者は韓国籍の特別永住者である女性で、日本人配偶者の夫も一緒に面接に呼ばれたそうですが(面接は別々です)、再婚だとわかっているのに、「初婚ですか?」「ご主人のどういうところに魅力を感じますか?」と聞かれた等、面接時間が2時間半もかかったということです。

申請者ご本人にとっては、質問に違和感が残る面接だったということでした。

面接の内容は個々の案件によって異なりますし、法務局職員によって質問も変わってきます。提出した書類でわかるはずの内容でも聞かれることがあります。提出した書類を見て担当者が違和感を感じたための質問だったかもしれません。