当事務所に帰化申請手続きをご依頼いただく前に、ご自身で法務局へ行って相談員の方から帰化申請に関する説明を受けられる方もいらっしゃいます。

当事務所は、大阪にお住まいの韓国籍の方の帰化申請に特化して長年業務を行っており、申請件数もかなり多いので、必要書類一覧表に書かれた相談員さんの名前を見れば、どの程度の説明をされたかわかります。

法務局で交付される「帰化許可申請の手引き」という冊子に〇印をつけてくれ、少しでも申請しやすいよう配慮してくださっていることがが感じとれる相談員さんもいらしゃいます。

ご依頼の際に、「法務局でこんなに丁寧に説明を受けているのに、なぜご自身で申請しないのですか?」と尋ねると、
「説明が長いので途中で疲れた。」
「聞けば聞くほど自分ではできないと思った。」
「これだけの書類を集める時間がないと思った。」
といった理由をおっしゃられます。

なかには、法務局での相談の際は言わなかったのですが・・・と、
「実は同棲してますが、同棲してることは言いたくない。同棲相手に迷惑をかけたくない。」 
「離婚をしているのですが、元夫のDVが怖くて住民票を変えたくありません。」
など、帰化申請に関してご不安に感じていること、ご希望などを打ち明けられることもあります。

はじめは、必要書類一覧表の〇印の書類と、帰化許可申請の手引きの〇印がついた書類を作成すれはいいので楽かなあと思いましたが、
実際は「相談の時の話とは違うじゃない」ということで改めて聞き取りです。

法務局での相談だと、本音や希望を言いにくいという場合もあるでしょうから、個別具体的な相談をしたいという場合は、経験が豊富な帰化申請の専門職に頼むほうがストレスがなくてよいかもしれません。

法務局に事前の相談に行った際に、4時間も色々なことを聞かれて疲れた・・・とおっしゃる方もいましたので、後日相談員さんと話をしているときに確認しましたら「そんなに長く説明するわけないでしょ。」とのお答えでした。確かに予約枠は1時間半ですから・・・。相談される方にとってはかなり長い時間と感じたのだなということはわかりました。