時々、「自分で帰化申請に必要な書類を集めているのですが、書き方がわからない書類があるのでその書類だけ作成してほしい」というご相談を受けます。

帰化申請は、帰化を扱っている法務局へ相談に行けば、無料で「帰化許可申請のてびき」という冊子と用紙をもらえます。

「帰化許可申請のてびき」には詳しい書き方も記載されていますし、わからないことは相談員さんが教えてくれます。

法務局へ相談に行かれた方は、相談員さんがメモをされた「帰化許可申請のてびき」を持ってこられる方もいます。

「これだけ親切に書かれているのに何故?」とお聞きすると「生計の概要」を書こうとしたら、生活は出来ているのに収入と支出があわないと言うのです。

聞けば、実際はアルバイト収入があるのに確定申告をしていないので証明するものがなく、収入ゼロで記載すると生活費が足りないので生活ができないことになるのです。

また、収入は少ないのに親から高額の車などの贈与を受けているのでどう記載してよいかわからない。

など、自分で書けば収入と支出があわない、だから教えて欲しいということだと思いますが、収入があるのなら確定申告をする、高額の贈与でも確定申告の必要があれば確定申告をすることで悩みはなくなるのではないかと思います。

ちなみに、当事務所は、帰化申請に必要な書類の書き方のご相談は受けますが、「書き方がわからない書類だけの作成業務」はやっておりません。