帰化申請のご相談でよく聞かれるのが料金の確認です。
当事務所はすべて込み(帰化申請書類作成、韓国戸籍取得、翻訳、日本の書類取得)で帰化申請料金〇〇円(税別)と記載しているのですが、他に費用が発生するのかとよく聞かれます。
帰化申請は、行政に支払う手数料は0円なので、
・帰化申請書類の作成料のみの料金が記載されているところ
・戸籍取得や翻訳、日本の書類取得は別料金というところ
・戸籍取得や翻訳、日本の書類収集はご自身で集めるというところ
など、それぞれの専門家の事務所によって、費用体系が異なるかと思います。
帰化申請料金〇〇円と記載があるので 全部込みの料金と思っていたら、必要書類の取得や翻訳料金は別で、同居する家族の人数によって、帰化をしない人の料金までカウントされたり、引っ越し回数や年齢によって加算料金が発生するといった可能性もあります。
ではいくらが適正料金なのか?と言われれば、各々事務所によって料金に根拠がありますので、この金額が適正というものはありません。
申請先はすべて法務省ですが、高い料金を払ったから早く許可が出ることはありません。
書類は法務局でチェックされますので、高い料金を払っても不備があれば受付てもらえません。
なぜ高い料金なのか、なぜ安い料金なのか、サービスの違いをご自身で確認することは大事です。
ホームページをじっくり読んでみる、実際に話を聞いてみるなど、自分にとって一大事はひと手間かけたほうがいいですね。