修学旅行や社員旅行のための帰化申請が増えています。

つまり、日本からの出国、日本への入国の際にパスポートを提示する必要があり、外国籍であることが周知の事実となるために、それまでに帰化申請の手続きを終えたいというご要望です。

入学や進級の季節となり、今までは特に帰化申請を考えていなかったけど、子供のために帰化をしたいという親御さんが増えています。

というのも、帰化の条件は20歳以上となっていますので、20歳未満のお子様が帰化をする場合必ず親と一緒の申請になるからです。

最近の海外修学旅行の場合、外国籍である学生に対して、配慮をしてくれる学校はありますが、空港ではパスポートの提示が必須であり、日本国籍の方と外国籍の方では審査窓口が全く異なるため、学校側の配慮に関しても限界があります。

社員旅行にしても、どうしても避けられない研修旅行などもあるでしょうし、空港で出入国の手続に時間がかかり迷惑になるのがいやだからという理由で帰化をしたいという方もいました。

特に差別感はないけれど、「何で?」とか「えーそうだったん」とか言われるのがいやで、という方もいました。

修学旅行の日程は学校によっていろいろですが、期日が発表になってからは間に合わない場合も多いので余裕をもって申請するといいですね。