「近い将来結婚を考えているので帰化申請をしたい」というご相談をいただくことが多いです。こういう場合、配偶者となる予定の方は日本国籍であることがほとんどです。

今は、結婚相手の親御さんから「日本国籍を取得してくれ」と露骨に言われることはないようですが、やんわりと「考えてくれてるよね」といったニュアンスで日本国籍の取得を促されることがあるそうです。

日本国籍を取得した後で婚姻届をしたほうがよいのか？

韓国籍のままで婚姻届をしたほうがよいのか？

韓国籍のままで先に婚姻届を出して、日本人配偶者という立場になってから帰化を申請したほうが、有利になるのか？という質問もよくうけます。

独身の方が帰化申請をする場合、法務局では「結婚の予定はありますか」と聞かれます。

「結婚を考えている人がいる」と答えると、相手の方の戸籍謄本を要求されます。また、相手の方が面接に呼ばれる場合もあります。

帰化申請の手続き中に、相手の方と同居を予定している場合は、法務局に追加でしなくてはならない書類もかなり増えます。

すでに同居をしているのでしたら、事実婚なので法務局では籍を入れていないだけの夫婦とみます。

具体的には個別の案件で判断したほうがよいので、ぜひ、ご相談だけでもいかがでしょうか？