給与所得者は、勤務先に「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」という書類を提出します。

毎年年末や年始に、会社の人事から「これ書いておいて」と渡されることが多いと思います。

平成28年分の申告書には、控除対象の扶養親族を記載する欄があり扶養親族のマイナンバーも記載するようになっています。

会社によっては、扶養親族のマイナンバーカード裏表のコピーも要求されることもあります。

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書とは、給与の支払を受ける人(給与所得者)が、その給与について配偶者控除や扶養控除、障害者控除などの控除を受けるために行う手続です。

給与所得者の本人だけが帰化によって日本国籍を取得しても、控除対象の扶養親族(両親など)が韓国籍のままであれば気になるという理由で、親御さんの帰化申請をご依頼される方が増えてきました。

会社から特になにか言われたわけではないのですが、ご本人にしてみれば気になるようです。