ご家族で帰化申請の手続きご依頼をいただいているお客様から、なかなか必要な書類が届かないな…と思っていると、夏休みやお盆といった大型のお休みの時期に書類が送られてくることが多いです。

普段お仕事でお忙しい方の場合は、仕事がお盆でお休みになって「やっと時間ができたので…」とおっしゃられたり、

子どもさんがご実家に帰省された際に書類の準備を手伝ってくれたり、子どもさんも一緒に帰化申請をされる場合は、子どもさんが帰省の折に書類を持って帰ってきてくれたり…ということがあるようです。

帰化申請で必要な書類のひとつに「履歴書」があるのですが、ご家族で各自に書いてもらうと、何かご家族のイベント(結婚やお引越し、就職など)があった年度の記載が違ったり、書類に齟齬があることがあります。

その点、ご家族が集まる記載に皆さんで履歴書を作っていただくと、いつ引っ越しをしたかなど、細かい昔の話を家族間で聞くことができますので、スムーズに書類が完成し、また書類に齟齬が生じにくいというメリットがあります。帰化申請の手続きをする際には、親族の情報も必要になってきますから、家族や親族の協力があるのはいいですね。

また、帰化を申請するための手続きを通じて、ご家族同士でいろいろと昔のお話をしていただくのもよい機会ではないかと思います。

あと、お盆やお正月にご親族が集まった際に、帰化申請をした、これから帰化申請をするという話題になり、ご兄弟や他のご親族を当事務所にご紹介いただく、ということもあります。全然知らない専門家に頼むよりも、親族が依頼したという安心があるようです。