当事務所は、法務局で帰化申請をする際には行政書士が法務局に同行いたしますので、書類を忘れるということはまずありません。
大阪法務局は、事前に書類を持参して職員の方の審査をうけ、相談表に「受付可」の記載がないと申請を受け付けてもらえないので、仮に当日追加の書類が必要となっても後から送付、持参する形でOKです。
めったにないのですが、過去に受付申請の際に無くて困ったものは、在留カード、特別永住者証明書、パスポートです。
在留カード、特別永住者証明書、パスポートを忘れる理由は、
・わざわざ別のポーチに在留カード、パスポート、運転免許証、健康保険証をまとめて入れて準備していたのに当日うっかり忘れた
・大事なものなので、失くしたら大変で外に持ち出さない
といったことでした。
そもそも帰化とは 国政法第4条で「日本国民でないものは帰化によって、日本の国籍を取得することができる」と記載されていますから、日本人でないことを証明するための在留カードやパスポートは、受付申請の際に必ずお持ちいただく必要があります。
お客様は、忘れても何とか受付申請してもらえるかなと思っていらっしゃったようですが やはりこれらの書類を当日お持ちでないと申請は受け付けてもらえませんでした。
当日これらの書類をお忘れになった過去のケースでは、結局すぐにご自宅に取りに帰ってもらい、無事にその日に帰化申請を受け付けてもらえましたが、お金(タクシー代)や渋滞による移動時間がかかりました。
これから帰化を申請される方はくれぐれもご注意ください。