帰化の申請を行う場合、まずは申請先の法務局で相談日の予約をする必要があります。

法務局の予約については、比較的早く相談予約できる場合もありますが、たいていは、びっくりするくらい先の日を指定されます。

やっと相談日が来て、申請先の法務局へ相談に行って、帰化申請に必要な書類を聞いたり説明を受けるのですが、「今は(条件を満たしていないから)帰化はできない」と言われることもあります。

次に、帰化申請に必要となる書類が揃ったら、申請先の法務局に書類点検の予約をする必要があります。

この書類点検についても、法務局によっては、2か月先、3か月先の日時を言われることがあります。

数か月先の書類点検となることで、せっかく必要書類を集めたのに、有効期限切れの書類や不足書類を指摘されます。(帰化申請に必要となる書類には、有効期限が設けられている、最新年度の書類が必要といった期限のルールがある書類が多いです。)

期限切れと指摘されることが多いのは、給与明細書、法人の確定申告書、 運転履歴証明書といった書類ですが、その期限は申請先の法務局によって期限が異なります。

やっと書類が揃って次回の書類点検日を予約し、「受付可」と言われると、いよいよ帰化申請の受付日の予約になります。

またまたこの受付日の予約についても、法務局によっては数か月後になる場合もあります。

法務局が対応してくれるのは平日の日中のみなので、お仕事や育児介護などご自身のスケジュールとの調整を考えるとかなりのストレスになりますね。