帰化申請の際に必要となる書類として、「履歴書」があります。この履歴書は、居住関係・学歴・身分関係に分けられています。

居住関係には、生まれた時に住んでいた住所から現在まで、移転した住所履歴を記載します。

通常の履歴書とちょっと違うところ、生まれてから現在までの住所がすべて必要だということです。

幼少時代に親の事情などで点々と移転したり、引っ越しが多い場合は住所を覚えていないと言われる方が多いです。

こういう時は、法務省本省へ「外国人閉鎖登録原票」を開示請求し、生まれた日から２０１２年７月８日まで請求する必要があります。「外国人閉鎖登録原票」が到着すれば、住所移転の際に届けた住所とが移転した日、届け出た日が記載されているので、住所の移り変わりが判明することになります。

外国人登録原票は，特定の個人を識別することができる個人情報として、法務省本省で管理されています。

自分の外国人登録原票を確認したい、写しを交付してほしいとする場合は、開示請求を行う必要があります。

詳しくは、「開示請求の手続について」の内容をご確認ください。
法務省ホームページ